妻吉自叙伝

明治38年6月20日大阪堀江遊廓にて発生した「堀江六人斬り」の事件は、世間を震撼させた。
両腕を切り落とされながら、ただ一人の生存者となった妻吉。
舞踊の名手であった妻吉が、両腕をなくした苦しみをバネに、画家、そして女として生き抜いた人生を舞う。